富裕層になるための投資スタンス
株式投資をするための心構え。それは与える気持ちで投資をするという点につきます。
市場参加者たちは誰もが大金を懸けて投資をしているわけですが、大方の傾向としては弱肉強食、騙し合い、あるいは貶めるなどして市場からお金をいかにして奪うかというスタンスの方が多いです。
その結果として、心に恐れが生まれ、損切するシーンではないのに損切してしまい、その後に株価が上昇してしまって後悔してしまったり、あるいは利確する場面ではないのに、もうすぐ急落するのではないかと利益確定をいそいでしまい、わずかな収益しか得られなくなってしまうわけです。
一方、応援するという気持ち、与えるという気持ちで投資をすれば、心に安定感が生じ、目先の値動きに右往左往することはなくなります。例え、投資したお金が全てなくなったとしても納得感が生まれるわけです。
また、そういったスタンスで投資をしていると、意外にも勝率は高いものになるケースが多いです。そういった意味では、市場から利益を得ることを考えるよりも、まずは正々堂々と恥ずかしくない取引を心がけることを重点におくとよいでしょう。
個人的に心がけていることは、今までお世話になった会社の株価が弱くなってきた際に買いを入れるケースが多いです。お世話になった会社がピンチになったとき、感謝の気持ちで株価を支えるつもりでいると、案外、底値で拾うことができたりして、気がつけば、上昇に転じているということも多いです。
あえて市場の鴨になり、ネギになり、そして養分になる。
この点を心がけていると、結果的に、富裕層へ近づくことができるかもしれません。