公務員の給与は高いのか?

民間の給与から比較すると、公務員の給与水準は高い印象があります。

民間の場合、売上があってそこから人件費が出てくるわけですので、業績が下がってくるとリストラなどにより、人件費をけずるほかありません。

一方、公務員の場合、売上などは無関係ですので、生み出す行政サービスの質がよかろうと悪かろうともらえる給与は同じです。意味のない箱ものばかり作って膨大な負債を抱えたりして、コスト感覚ゼロでお仕事をしているわけです。

そのようなわけで、国が借金づけで利益も出ない状態なのに、人件費を削らずに運営しているから、国家財政がますます悪化していくのだろうと思います。

ただ、民間企業と同じ意識でというのはやはり無理があると思います。公務員の場合、いくら出世したとしても、せいぜい年収5000万円かそこらです。総理大臣や国会議員の年収がそのあたりのようなので、年収で1億円を超える人はいないと思います。

たぶん、一般の公務員の場合、年収1千万円すら一生手の届かない人も多いのではないでしょうか。

そのような事情を考えると、夢のない仕事を我慢してやっていただいているわけですので、かわいそうな事情もある気もしてしまいます。たぶん、年収4~5千万円の人の場合、そんな給与とつまらない仕事で一生を過ごすのは耐えられないはずです。

警察や消防、あるいは教師や自衛隊などは、誰かが必ずやらなくてはいけない仕事ですので、その分野を担当して頂けるのであるならば、多少は高くても仕方ないのかなという気もいたします。

私自身でいいましても、知事の月収なんかがテレビで報道されるケースがありますが、自分の月収よりも少なかったりして、何だか申し訳ないような感覚を覚えたこともあります。私の場合、毎日、ほぼ遊んでいるような状態ですが、朝から晩まであくせく働いている知事よりも給与が多いというのは、どこか理不尽な感覚もあったりするわけです。

公務員の場合、人一倍がんばっても、それがそのまま報酬として返ってくるわけではないので、その分、ある程度の水準の給与があってもいいんじゃないかなという気もするわけです。
それを考えると、公務員の給与水準はある程度は高くてもしょうがない面もあるのかもしれません。